【初心者向け】トイレの水漏れを即解決! 30分でできる修理ガイド6選

目次

水漏れを見つけたら、階下への影響を防ぐために、まずは止水栓を閉めて水を止めることが大切です。
軽いトラブルなら、パッキンを交換したり、タンク内の部品を調整したりして、自分で直せることもあります。
毎日使うトイレの床がいつの間にか濡れていると、すぐにでも解決したいですよね。

トイレの水漏れは、部品の劣化やゆるみが原因で起こることが多いので、簡単な修理方法を知っておくと安心ですよ。今回はトイレの水漏れを素早く解決に導く方法を6選ご紹介したいと思います。

トイレの水漏れをまずは4つのスペースにざっくり分けると、

  1. 給水管や配管パイプなどからの水漏れ
  2. トイレ床の水漏れ
  3. ウォシュレット(温水洗浄便座)からの水漏れ
  4. トイレタンクの中からの水漏れ

トイレの水漏れはどこから?場所ごとの対処法

トイレの水漏れと一言でいっても、どこから漏れているかによって対処法が変わります。まずは、水漏れしやすい4つのポイントを分かりやすくご紹介しますね。

給水管やパイプからの水漏れの原因

給水管からの水漏れは、接続部分のパッキンが古くなっていたり、ナットが緩んでいることが原因になることが多いです。

トイレの給水管は壁の止水栓からタンクへ伸びていて、水漏れは主に止水栓との接続部分やタンクとの接続部分の2か所で起こりやすいです。

トイレタンク内の水漏れの原因

便器の中に水が少しずつ流れ続けていたり、タンク内でずっと給水している音がする場合は、タンクの中に問題があるかもしれません。

タンク内のボールタップやゴムフロートが正しい位置からずれていたり、鎖が絡まっていたり、部品が劣化していると、給水が止まらなくなってしまうことがあります。

トイレの床から水漏れする原因

便器の設置がうまくいっていない場合もありますが、便器と床下の排水パイプをつなぐフランジパテが古くなっていると、そこから水が漏れることがあります。

床が濡れている場合、どこから水が漏れているのかはっきりしないこともありますよね。まずは便器に墨汁などを垂らしてみて、床に墨汁が混じった水が漏れてきたら、便器と床の接続部分が原因と考えられます。

ウォシュレット(温水洗浄便)からの水漏れの原因

温水洗浄便座の水漏れは、細かいパーツの接続部分の部品が劣化していることが原因で起こることが多いです。

特に、水が出るノズル部分や操作パネルの下、便座の横あたりが水漏れしやすいポイントです。温水洗浄便座は電化製品なので、水漏れの確認や修理をする際は、電源プラグを抜くなど、安全に作業するための注意が必要です。


このように、トイレの水漏れには主に3つの原因が考えられます。ここからは、自分でできる修理方法について詳しくご説明します。

修理を始める際は、まず止水栓を閉めて水を止めることを忘れずに行いましょう。

給水管やパイプからの水漏れならパッキン交換なら30分


トイレの給水管とは、トイレの壁から出てタンクにつながる管のことです。給水管の耐用年数は一般的に15年ほどで、時間が経つとサビによる腐食やひび割れが発生することがあります。その場合は、専門業者に交換を依頼するのが安心です。

ただし、水道業者を呼ぶのが難しい場合、止水栓やタンクとの接続部分のパッキンの劣化であれば、自分で修理することも可能です。以下の解説を参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

1.止水栓を閉める
まずはトイレの壁についている止水栓を閉めて、水の流れを止めましょう。マイナスドライバーを使って、時計回りに回せば閉じられます。水道の元栓を閉めることもできますが、家全体の水が使えなくなってしまうので、もし元栓を閉める場合は、水を使わない時間帯に行うといいですね。元栓を閉めておくと、作業中に水があふれてトラブルが広がるのを防げるので、心配な方は元栓を閉めると安心ですよ。

2.ナットを緩める
次に、モンキーレンチを使って、接続部分のナットを緩めます。緩める時は左回しで行います。タンクの接続部分のナットを緩める時に、タンク内のボールタップが動いてしまうことがあるので、片手でボールタップが動かないように押さえながら、少しずつナットを緩めていきましょう。

3.パッキンの交換
古いパッキンを取り外して、新しいパッキンに交換します。このとき、給水管の直径をノギスで測って、交換するパッキンのサイズを確認しましょう。もし測るのが難しい場合は、外したパッキンをお店に持って行って、同じサイズのものを購入すると安心です。

4.ナットを締めなおす
次に、先ほど緩めたナットを元に戻します。右回しで締めるとしっかり固定されます。ナットが緩んでいると水漏れの原因になることもあるので、きちんと締め直しておきましょう。

5.止水栓を開ける
最後に、最初に閉めた止水栓を、マイナスドライバーで左に回して開けます。この時にまだ水漏れがある場合は、パッキン以外の原因が考えられるので、その場合は水道業者に修理を依頼するのがいいですね。

トイレの床からの水漏れならフランジパテ交換は2人で30分ほど

トイレの水漏れの中でも、床からの水漏れは少し厄介です。便器の設置不良や、便器と排水パイプをつなぐ部分にあるフランジパテの劣化が原因となることが多いですが、軽度のトラブルであれば、自分でフランジパテを交換することも可能です。フランジパテはホームセンターやネットで約300円で手に入るので、手軽に購入できます

ただし、便器の取り外しと取り付けは少し難しく、設置不良が起きるとさらに問題が大きくなる可能性があります。作業が難しいと感じた場合は、無理せずに専門業者に依頼するのがおすすめです。

手順

1.止水栓を閉める
 まず、止水栓を閉めてトイレへの水を止めます。

2.排水する
 タンク内の水をレバーで全て流し、便器に残っている水も灯油ポンプなどを使って排水します。作業中に水がこぼれて床が濡れないよう注意してください。

3.給水管を外す
 タンクとつながっている給水管を、接続部分のナットを緩めて取り外します。

4.便器を固定している部品を外す
 便器の下にあるフランジ固定ボルトのナットを緩めて外します。また、便器と床をつないでいるビスも取り外しましょう。

5.便器を持ち上げる
 便器とタンクを一緒に持ち上げて、フランジパテを交換するためのスペースを確保します。この作業は2人で行うとスムーズです。

6.フランジパテを交換する
 古いフランジパテをマイナスドライバーなどで取り外し、新しいパテを溝にしっかりとはめ込みます。

7.便器を戻す
 便器を元の位置に戻します。ボルト穴とボルトがしっかり合うように気をつけながら設置しましょう。

8.便器を慎重に固定する
 フランジ固定ボルトにナットをしっかり締め、便器と床を固定するビスも再度取り付けます。水漏れしないよう、しっかりと固定することが大事です。

9.タンクに給水管を接続
 外していた給水管を元に戻し、接続部分のナットをしっかり締めます。ここで水漏れしないよう注意しましょう。

10.止水栓を開ける
 最後に止水栓を開けて、水が正常に流れるか確認します。水漏れがなく、排水もうまくできれば作業完了です!

温水洗浄便座からの水漏れならノズル交換なら30分

今では多くの家庭で普及している温水洗浄便座ですが、細かな部品が多いため、それぞれの接続部分から水漏れが発生することがあります。まず注意すべき点は、温水洗浄便座が電化製品であること。水漏れを確認したり修理を行ったりする際は、感電や火災を防ぐために、必ず電源プラグを抜き、止水栓も閉めておくようにしましょう。

手順

1.止水栓を閉めて電源プラグを抜く
 最初に、止水栓を右に回して水を止めます。温水洗浄便座は電化製品なので、ここで必ず電源プラグも抜いてください。これで安全が確保されます。

2.水漏れ箇所を確認する
 温水洗浄便座では、水漏れの起きやすい場所がいくつかあります。以下の場所を確認してみましょう

  • ノズルからの水漏れ
  • 操作パネルの下や便座の脇からの水漏れ
     使用中や使用後に少量の水がノズルから流れることがありますが、これはノズルの自動洗浄によるもので、問題はありません。そのまま様子を見て大丈夫です。

3.リモコンの電池をチェックする
 「ノズルから水が止まらない!」という場合、リモコンの電池切れが原因かもしれません。壁に取り付けられたリモコン式のタイプの場合、電池切れになると操作できなくなります。ボタンが反応しないときは、リモコンの電池を交換してみましょう。

4.ノズルを引き出す
 リモコンの電池交換でも問題が解決しない場合、ノズル内部にゴミが詰まっている可能性があります。ノズルを手動で引き出すか、ノズルを掃除するボタンがあればそれを押して、汚れを取り除きましょう。

5.ノズルを交換する
 ノズルに問題がある場合は、新しいノズルに交換する必要があります。ホームセンターやネットで購入できますが、メーカーに問い合わせるのが確実です。古いノズルを反時計回りに回して外し、新しいノズルを同じ要領で取り付けましょう。

6.ノズルを戻す
 新しいノズルを取り付けたら、ノズルを手で押し戻すか、ノズル掃除のボタンを押して元に戻します。普段からノズルの掃除を心がけると、トラブルの予防になります。

操作パネルの下や便座脇からの水漏れは業者に依頼しましょう
 操作パネルや便座脇からの水漏れが止まらない場合、そのままにしておくと下の階にまで水が浸透してしまう可能性があります。応急処置として止水栓を閉めて電源プラグを抜きましょう。しかし、このような水漏れは修理が難しく、電気と水を扱うためリスクが高いです。無理をせず、水道業者に修理を依頼するのが安全です。

トイレタンク内の水漏れ修理であれば調整やゴムフロート交換なら30分で完了します

便器内に水が流れ続けて止まらない場合、トイレタンク内の給水装置がうまく動作していない可能性があります。まずはトイレタンクのフタを開けて確認し、部品の位置がずれている場合は、それを正しい位置に戻すだけで解決できることもあります。それでも改善しない場合は、ゴムフロートやボールタップが劣化していることが考えられるため、各パーツを点検し、必要であれば交換してみましょう。

ゴムフロートの交換は手軽に行えますが、ボールタップやオーバーフロー管の交換には工具が必要になり、少し難しいため、水道業者に依頼するのが安心です。ここでは、自分でできる簡単な修理方法をご紹介します。

手順

1.止水栓を閉め、タンク内の水を抜く
まずはマイナスドライバーを使って止水栓を右に回し、水を止めましょう。その後、レバーを操作してタンク内の水をすべて排水します。

2.トイレタンクのフタを外す
手洗い管がついていないフタはそのまま外せます。手洗い管がついている場合は、根本のナットを手で回して外しましょう。タンクの中を確認し、ゴムフロートの鎖が絡んでいる場合は、鎖を一度外してまっすぐに直し、再度取り付けます。

3.ゴムフロートを交換する
タンク内をチェックして、ゴムフロートが劣化している場合は交換しましょう。古いゴムフロートは鎖とオーバーフロー管から手で外せます。新しいゴムフロートは、ホームセンターやインターネットで500円〜1,000円程度で購入できるので、事前に用意しておきます。取り付ける際は、ゴムフロートが排水口にぴったりと合うように注意しましょう。

4.タンク内の水位を調整する
タンク内の水位が標準水位に達していない場合は、水位を調整します。オーバーフロー管に「WL」と書かれた線が標準水位の目安です。表示がない場合は、オーバーフロー管の先端から2〜3センチ下が目安です。
ボールタップには水位調整用のツマミがついており、これを引き上げて回転させると水位を調整できます。水位を上げるには時計回りに90度、下げるには反時計回りに90度回しましょう。

作業が完了したら
どの修理を行った場合でも、最後に止水栓を開けて給水し、水位が正常か確認します。元通りにフタを取り付けてからレバーを回し、水漏れが改善したかを確かめましょう。

トイレの水漏れは、原因がパッキンの劣化などであれば、初心者でも30分程度で修理可能です。しかし、説明を読んで自信がない場合や難しそうに感じる作業については、無理せずにジントク水道にご相談下さい。

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