グリストラップの詰まりに洗剤は逆効果?正しい対処法とNG行動を紹介

飲食店などに設置されているグリストラップは、定期的に掃除しないと油汚れやゴミがたまって詰まりの原因になります。
中がベタベタしているので、つい洗剤でガッツリ洗いたくなるかもしれませんが、実はそれ、やっちゃダメなNG行動なんです。

私たち水回りのプロとしては、グリストラップの掃除に洗剤を使うのはおすすめしていません
間違った清掃方法は、逆に詰まりや悪臭の原因になることもあるんですよ。

この記事では、グリストラップが詰まったときに洗剤を使ってはいけない理由と、正しい対処法についてわかりやすくご紹介します!

目次

グリストラップ用の洗剤にはどんな機能があるの?

まずは、**「グリストラップ専用の洗剤って、何がすごいの?」**というところから見ていきましょう。
実は、グリストラップに洗剤を使うべきじゃない理由は、その機能自体にあるんです。

洗剤の最大の特徴は「油を乳化させる」こと!

グリストラップ清掃用の洗剤で一番大きな役割は、油を「乳化」させることです。
乳化というのは、本来は混ざらない水と油を無理やり混ぜること
たとえば、コップに水と油を入れても、油が浮いて混ざりませんよね?
でも乳化させると、油が水に溶けたような状態になり、サラサラにして排水できるようになります。

この現象、実はマヨネーズやドレッシングにも使われてるんですよ!

乳化で油を流しやすくする=掃除しやすくなる!

飲食店のグリストラップには、料理で使った大量の油や食材カスが流れ込んできます。
これが固まると、詰まりや悪臭の原因に…。
でも、グリストラップ用の洗剤を使えば油が乳化されて、水に溶けたような状態になるので、流れやすくなります。

「これで掃除もラクになるし、清潔に保てるじゃん!」と思うかもしれませんが——
ここが落とし穴なんです。


洗剤で乳化しても、油は“消えていない”!

一番の問題はココ。
乳化した油は、あくまでも「混ざってるだけ」で、なくなってるわけじゃありません。

つまり、見た目はキレイに流れたように見えても、実際は油をそのまま排水しているのと同じことなんです。

しかも、乳化した油分は配管の中や下水に流れていき、別の場所で詰まりやトラブルを起こす可能性も。

なので、「洗剤を使えばグリストラップの掃除はバッチリ!」と思っていたら、
実は逆効果になるリスクがあるんです。

次の章では、なぜそれが問題になるのか、具体的な理由を詳しく解説します。

グリストラップ清掃に洗剤を使うと、実はこんな問題が…

前のパートで、グリストラップ用の洗剤には「油を乳化させる」効果があり、掃除がラクになるとお伝えしました。
でも実は、それこそが大きな落とし穴なんです。

ここでは、グリストラップに洗剤を使うことの問題点を、わかりやすく解説していきます。


そもそも、グリストラップは“油を流さないため”にある!

ちょっと思い出してほしいのですが、グリストラップって何のために設置されているんでしょうか?

答えはシンプル。
**「厨房やシンクから流れてくる油やゴミを、下水に流さないようにするため」**です。

飲食店では、毎日大量の油や食材カスが排水に混じりますよね。
それをそのまま流してしまうと、下水道が詰まったり、環境を汚染したりしてしまう…。
だからこそ、グリストラップを使って、異物を分離・回収してるんです。


洗剤を使うと、グリストラップの意味がなくなる!?

グリストラップ用の洗剤は、たしかに油をサラサラにして排水しやすくしてくれます。
でもその油、消えたわけじゃなく、ただ水と混ざってるだけなんです。

つまり、乳化された油を含んだ水を、そのまま下水に流しているということ。
これは本来、グリストラップで防ぐべき行為ですよね。

言い換えれば、
グリストラップの目的を、自分で無視してしまっているようなものなのです。


下水に流れた油が、環境を汚すリスクも…

乳化された油がそのまま下水に流れ込むと、水質汚染や悪臭の原因になります。
実際、公的機関でも問題視されていて、公正取引委員会から警告が出た例もあります。

具体的には、

  • 油分が洗剤で分解されずそのまま排水された
  • 洗剤使用後も油の量が減っていなかった
  • 乳化がすぐに解けて、油が再び固まってしまった

などのケースが報告されているそうです。

こうした背景から、私たちプロの業者は、グリストラップに洗剤を使うことはおすすめしていません


洗剤に頼らず、グリストラップの詰まりを解消するには?

「でも実際、あんなベトベトな場所を洗剤なしで掃除するのはムリ…」
そんなふうに思う方も多いかもしれません。

たしかに、グリストラップの掃除は手間がかかります。
だからこそ、無理せずプロに任せるのが一番安全で確実なんです。

グリストラップを放置しておくと、詰まり・悪臭・害虫発生・営業停止のリスクなど、トラブルがどんどん増えてしまいます。

そうなる前に、水回りのプロに清掃を依頼して、
きちんとしたメンテナンスでトラブルを未然に防ぎましょう。

清潔で安心なお店を保つことは、お客様への信頼にもつながりますし、社会的な責任の一環でもありますよ。

業者にグリストラップ清掃を頼んだら、いくらかかる?

グリストラップの清掃をプロの業者に依頼する場合、
**相場はだいたい「2万円前後」**です。

「えっ、そんなにするの?」と思う方もいるかもしれませんね。
たしかに、従業員が自分たちで掃除する場合は、洗剤代くらいしかかかりません。
だから一見すると、業者に頼むのは割高に感じるかもしれません。

でも、ちょっと考えてみてください。

プロに頼めば、

  • グリストラップ内部をしっかり洗浄してもらえる
  • 詰まりやニオイの原因も根本から解消してくれる
  • 従業員の手間や時間が大幅に減る

など、費用以上のメリットがあるんです。

特に、忙しい飲食店ではスタッフの負担を減らすだけでも業務効率アップにつながりますし、なによりプロの手で確実・衛生的にクリーニングできるのは安心ですよね。

「プロに頼む=コスト」ではなく、
**「安心・清潔・効率化への投資」**として考えるのが、賢い選択です!

グリストラップが詰まるとどうなる?3つの大きなトラブルとは

「グリストラップは定期的にメンテナンスしないと詰まる」とよく言われますが、
実際に詰まるとどんな問題が起きるのでしょうか?
ここでは、グリストラップの詰まりによって発生する代表的な3つのトラブルをご紹介します。


1. 悪臭が発生して店中がクサくなる!

グリストラップの詰まりでまず起きるのが、強烈なニオイです。

グリストラップの中には、毎日のように油分や食材カスが流れ込み、どんどんたまっていきます。
この汚れが分解されずに溜まり続けると、腐敗が進んで悪臭の原因になります。

厨房がクサいのはもちろん、ひどくなるとホールや客席までニオイが流れてしまうことも……。
そんな空間で食事をしたいお客さんはいませんよね。

飲食店にとって「悪臭」は致命的です。
定期的なグリストラップの清掃で、ニオイの発生は未然に防ぎましょう。


2. 害虫が発生して食材にまで被害が…

詰まったグリストラップは、**ゴキブリやコバエなどの害虫にとって“天国”**のような環境。
放置された食材カスや油汚れは、害虫にとって絶好のエサになります。

繁殖が進むと、

  • 調理中の食材に害虫がたかる
  • 完成した料理に虫が入り込む
  • 店内に虫が飛び回る

なんてことも起こりかねません。

SNSやレビューで「虫が出た店」と書かれてしまえば、お店の信用はガタ落ち
さらに悪化すれば、保健所の指導や営業停止なんてことも……。


3. 排水ができなくなって、営業ストップに!

グリストラップの詰まりを放っておくと、排水そのものができなくなることもあります。
水が流れなければ、仕込みも調理もできないですよね。

さらに、悪臭や害虫が発生していれば、衛生面の問題から営業継続も不可能になるケースも。
最悪の場合、一時閉店せざるを得ない事態に発展することもあるのです。


詰まる前に、こまめな清掃&プロの点検を!

「グリストラップの詰まり」は、お店の営業に大きな影響を与える重大なリスクです。
毎日の営業を安全・清潔に行うためにも、グリストラップの定期的なメンテナンスは欠かせません。

自分たちで清掃するのが大変なときは、プロの業者に頼んで徹底的にキレイにしてもらうのがおすすめです!

お客様にバレたら大問題!グリストラップのトラブルはすぐに広まる

グリストラップの詰まりや清掃不良によるトラブルが、お客様に知られてしまうのは大きなリスクです。

中でも特に怖いのが「虫の混入」などの衛生トラブル。
もし料理に虫が入っていたら、お客様が驚いてそのままSNSや口コミサイトに書き込む…なんてことも珍しくありません。

最近は、ほんの些細な出来事でもあっという間に情報が拡散されてしまいます。

  • 「このお店、料理に虫が入ってた…」
  • 「店内がクサかった。グリストラップのせい?」
  • 「もう行かない…」

そんな声がネットに出回れば、お店の評判は一気にダウンしてしまいます。

グリストラップのトラブル=お店の信用問題につながるという意識を持って、
定期的な点検・清掃を忘れないようにしましょう。

プロはどうやって掃除してる?グリストラップ清掃の流れを紹介!

グリストラップの詰まりや悪臭などのトラブルを防ぐには、定期的な清掃が絶対に必要です。

でも、自分たちで掃除しようとすると時間も手間もかかるうえ、洗剤を使うと環境に悪影響を与える可能性もあるんです。

だからこそ、水回りのプロに任せるのが最も安全で効率的

ここでは、私たち業者が実際にやっているグリストラップ清掃の手順をご紹介します!


① まずは「かご」と「仕切り板」の洗浄からスタート

グリストラップには、ゴミや食材カスをキャッチする「バスケット(かご)」と、槽を区切るための「仕切り板」があります。
掃除の最初はこれらを外して、しっかり洗います。

  • 高圧水で汚れを流す
  • ブラシでゴシゴシこすって細かい汚れを落とす
  • 仕切り板も両面しっかり洗浄

使うのは環境に配慮した専用の洗浄剤。市販の洗剤とは違い、下水に流しても害が出ないよう配慮されています。


② グリストラップの内壁をしっかり洗う

パーツを取り外したあとは、グリストラップ本体の壁面を洗っていきます。
特に注意が必要なのは、水面の下にこびりついている油汚れ

  • ブラシと水を使って丁寧に洗浄
  • 隅々までしっかり汚れを落とします

ここをしっかり掃除しないと、すぐに再び悪臭や詰まりの原因になってしまいます。


③ 溜まった汚水をバキュームで吸い出す

壁の掃除が終わったら、いよいよ仕上げです。
グリストラップ内に溜まっている汚水や汚泥を専用のバキュームで吸引します。

  • 吸引作業中も、残った汚れを丁寧にブラシで清掃
  • 汚水をすべて吸い取ったら、清掃完了!

最後に、バスケットや仕切り板などの部品を元に戻して終了です。


清掃内容は業者ごとに少し違います

紹介したのはあくまで一般的な手順です。
使用する道具や洗浄の方法は、業者によって若干異なります。

でも共通して言えるのは、プロは「洗剤で流すだけ」ではなく、しっかり物理的に汚れを除去しているということ。

「自分たちでやるより早いし確実」という理由で、最近は定期的にプロに清掃を依頼する飲食店が増えています。

グリストラップ清掃は業者に任せるべき!信頼できる業者の選び方

グリストラップの清掃をプロに任せるなら、信頼できる業者を選ぶことがとても大切です。

料金や作業内容だけで決めてしまうと、あとからトラブルになる可能性も。

ここでは、後悔しないための業者選びの5つのポイントをわかりやすく紹介します!


1. 対応エリアが広い業者を選ぼう

まずチェックしたいのが、**「自分の地域に対応しているか」**という点。

業者によって対応エリアが異なるため、せっかくよさそうな業者を見つけても対応外だった…なんてことも。

とくに安心なのは、全国対応の業者広域対応の清掃業者です。
地域に密着した業者でも、近隣の市区町村までカバーしている場合もあるので、まずは公式サイトで確認してみましょう。


2. 「産業廃棄物処理業」の許可がある業者を選ぶ

グリストラップの汚泥は産業廃棄物に分類されます。

そのため、清掃して出た汚泥を適切に処分できる「産業廃棄物処理業の許可」がある業者に依頼する必要があります。

この許可がない業者が清掃・運搬を行うと、法律違反になる可能性があり、依頼した側もトラブルに巻き込まれることも。

依頼前には、業者の公式サイトで「許可番号」や「許可証の掲載」があるかチェックしておきましょう。


3. 「優良産廃処理業者」に認定されていると安心

環境省が定めた制度で、産廃処理業者の中でも厳しい基準をクリアした業者には「優良認定」が与えられます。

これは「技術力」「法令順守」「財務の安定性」などの面で、一定以上の信頼性があるという証。

清掃だけでなく処理まで一貫して安心して任せたい方は、優良認定業者を選ぶのがおすすめです。


4. 実績が豊富な業者を選ぼう

グリストラップ清掃は経験とノウハウがものを言う作業です。

これまでに多くの現場で清掃を手がけてきた業者なら、作業の質にも期待が持てますし、どんな現場にも柔軟に対応してくれます。

また、実績の多さは「多くのお客さんに選ばれている」ということでもあり、信頼性の高さの裏づけにもなります。

業者のホームページに「実績紹介」「導入事例」「取引先一覧」などがあるかもチェックしましょう。


5. 相見積もりで比較検討するのがベスト!

最後のポイントは、複数の業者に見積もりをとって比較することです。

これを「相見積もり(あいみつもり)」といいます。

比較する際には、金額だけでなく以下のような点もチェックしましょう:

  • 対応の丁寧さやスピード感
  • 見積書の内容が明確か
  • 質問への答え方が誠実か

実際、信頼できる業者は問い合わせ段階から対応がしっかりしています。
一方で、雑な対応だったり返信が遅かったりする業者は、作業の質も期待できないかもしれません。

また、ネットの口コミ・評判も参考になりますが、すべてを鵜呑みにせず、参考程度にとどめるのが賢明です。


まとめ:安心して任せられる業者を選ぼう

グリストラップの清掃は、法律や衛生管理、環境への配慮も求められる重要な作業です。
安さだけで選ぶのではなく、対応エリア・許可の有無・実績・信頼性などをしっかり確認して、安心できる業者に依頼しましょう。

グリストラップの清掃に市販の洗剤を使ってしまうと、環境への悪影響につながる可能性があります。
それでは、本来の「油を分離して下水を守る」というグリストラップの役割が台無しに…。

グリストラップは、日々の使用でどうしても汚れや詰まりが発生しやすい設備です。
だからこそ、清掃のプロに任せて、安全かつ確実にメンテナンスを行うことが大切です。

実績のある信頼できる業者に依頼して、清潔な状態をしっかりキープしていきましょう。

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